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2/6.7 後期補習航海

やっと学年末試験が終わりました。

一年の集大成だからねぇ。
持てる力を出し切ることが出来たかな?

もちろんです!一年間しっかり腕を磨いてきた結果ですからね。
結果を見たらCaptainだって驚くと思いますよ。

それは頼もしい。楽しみにしておくよ。

大島丸はテスト明けにも関わらず、補習航海でしたね。

粉雪が舞う中航海灯を点灯して、見張り励行中

補習航海は、体調不良で大島丸実習に乗船できなかった学生のために実施している。
でも、乗船者が少ないから、集中した密度の濃い実習ができるから、お得ともいえる。

機関コース学生による実習の様子 
5年3年各1名と、コース分け前の1年生による1日実習

学年も人数も、バラバラですよね。

そうだね。
上級生が下級生に教えたり、みんなで食事を囲ったりして親交を深めている様子だったよ。

2日目の昼食は、今年度初提供となるハヤシライスでした。

先輩後輩の関係を再確認しながら、技量を学べる良い機会だったんですね。

5年生は最後となる大畠水道通過、
3年生が航海士で5年生が操舵手役となる

徳山港では、着岸していたセメント船の荷役設備を学習したよ。

航海士の仕事の50%は荷役だと教わっていますから、羨ましいです。

大島丸のベンチレーターとは異なる形状の通風塔を確認中

7日には暴風雪波浪注意報が発令されていましたから、
海上はかなりの時化ではなかったのでしょうか。

ところが、前日の6日の方が荒れてたんだ。
7日の帰路は、風が弱かったから船酔いする学生が皆無で実習効果があがったよ。
予報を受けて用心しておくことは肝心だが、現状と照らし合わせしなければ良い船乗りとは言えないからね。

帰路穏やかな海面を航行中

うねりや風の受け方やレーダーの調整もありますから、なるほどと感心しています。

機関部のメンバーが安全に主機を運転してくれているから、時化も乗り越えられる。
それに、どんなに時化ても料理を提供してくれる司厨手にも感謝しないといけない。
自然と共存することを学んで、新しい学年、新しい環境で頑張って貰いたい。

はい、しっかり体感して活かしていきます。