電子・情報システム工学専攻
Electronic and Information Technology Systems
高度な研究開発で、
実践的開発技術者になる。
電子・情報システム工学専攻では、メカトロニクス分野とIT分野をシステム化した、電子・情報システムに関する高度な研究開発ができる実践的開発技術者の育成を目的としています。
本科で学んだ内容をさらに深く応用ができるように学べるコースで、本科の卒業研究で学んだ内容をそのまま続ける場合もあり、連続した学習も可能です。
カリキュラム
一般科目
語学系 | 海運管理者と技術者に必要な、情報伝達のための会話力を養成します。 |
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人文・社会科学系 | 国内外の文化、事情について学びます。また、企業として必要な社会倫理や各種法律についての知識を修得します。 |
ボランティア | 1週間程度の活動により、地域社会への貢献を行い、活動の議を学びます。 |
専門共通科目
語学系 | 英語の論文、報告書などの技術文章力を養成します。 |
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数学・自然科学系 | 高度な専門専攻科目を理解するために必要な数学、物理の知識を修得します。 |
情報系 | コンピュータシミュレーションの手法を修得します。 |
機械系 | 両専攻科に共通な機械系の科目を修得します。 |
環境系 | 環境に配慮できる海運管理者と技術者になるための環境科学を修得します。 |
インターンシップ | 1ヶ月程度の企業内実務研修を行います。 |
専門専攻科目
電子・制御 システム系 |
メカトロニクスを知能化させるための電気電子系、制御システム系の専門科目を修得します。 |
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情報・通信 ネットワーク系 |
知能化のためと高度情報処理技術者に必要な情報系、通信ネットワーク系の専門科目を修得します。 |
福祉系 | 高齢化社会が到来している地元地域に密着し、福祉機器の研究・開発に従事できる能力を養います。 |
特別実験 | 講義との相乗効果で実践力を養います。 |
特別研究 | 専攻科の中心的科目で、創造的研究開発能力を養います。 |
先輩の声
電子・情報システム工学専攻は、主に電子機械工学科や情報工学科で5年間学んだ人が進学する専攻科です。電子機械系や情報系の専門分野をより深く学ぶことができます。
私の所属する研究室では主に画像認識や物体検出のAIを扱っており、私はキノコの一種であるキクラゲを検出してその成長度を判別するAIについて研究しています。また、研究を応用してキクラゲ自動収穫システムを開発し、学会やコンテストで発表しました。
専攻科は本科よりもさらに学生の自主性に委ねられるため、主体的に行動することで様々な経験をすることができます。また、本科と同様に就職先や進学先も充実しており、特に大学院に進学する人がたくさんいます。
電子・情報システム工学専攻
田口 創
研究室紹介
- 北風研究室
デジタルテクノロジーを駆使して、
より効率の良いスマート農業を目指す
本研究室では、経営やビジネスプロセスを再構築するDX化によって、スマート農業を目指す研究を行っています。
生産者と連携して、過酷な農作業をAI技術で補助し、生産者は離れた場所からVR空間上の作物を確認するだけで、自動認識したロボットアームが、収穫を行うシステムを開発しています。
- 浅川研究室
高齢者や障害者の方たちへの
支援システムを開発する
本研究室では、メカトロニクス・マイコン応用技術を用いた、すべての人に優しいシステムを作る研究を行っています。
具体的には、車いす用段差検出装置、視覚障害者向け触覚インタフェースデバイスの開発などがあります。近年はloT技術(無線技術)の応用にも力をいれています。