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4/17~18 S1大島丸実習

今年も元気いっぱい新入生が入学してきました。

そうだね。
毎年この時期になると、我々も新鮮な気分になるよ。

北は杜の都から南はJAXAの近くまで、全国から学生が大島に集まってくれました。

同期とお国訛りで出身地の話ができるのも、本校の魅力の一つだね。
私も英語より先に関西弁を覚えてしまったことを思い出すな。

その新入生が早速大島丸実習に行ってきたようですね。

学校の環境に慣れることも大切だが、せっかく商船学校に入学したのだから
大島丸に乗船して船乗り気分を味わってもらいたかったんだよ。

あ~わかります。私も一刻も早く乗りたかったですもの。

真面にヘルメットを被って作業するのも初めてだから、みんな興味津々だったよ。

船尾係船作業 指さし呼称よし!

実際にエンジンルーム内で騒音と振動を目の当たりにすると、
実機に触れている仕事しているっていう気持ちになりますよね。

本船は電気推進船だ。一つひとつの仕事が完結しやすいから、
新入生でも理解できている様子が見てとれたよ。

中間軸付近で回転方向の確認

そりゃあ大島丸は構造が良く見えるように設えられていますから、理解できますよ。
今回から実習の方針を変えたと聞きました。

うむ。
前船より大きくなったとはいえ、デッキ(航海コース)エンジン(機関コース)
ともに10人程度までしか一緒に実習できないから、これまでは当直に入ってない
班には教員が学生ホールで座学を行っていたんだが、せっかく船という実機を
使っての実習をやっているので、反対の班には大島丸の部員について貰って
船内各所の説明や船乗りとしての心構えを教育することにしたんだ。

それは、気合が入ります。
早くから、身に着けておくべき所作ですからね。

ワッチ班は操舵訓練を実施
反対班は高速で航行するホーバークラフトを
双眼鏡で確認

そして、別府では名物の温泉ととり天を満喫してきたようだよ。

新造なった大島丸ですから、帰船して来る時も意気揚々でしょうね。

竹瓦温泉からの帰路に、バスに乗り遅れた同級生を心配して
走って迎えに行った学生もいて少し感心したな。

私も同期って大事だなって思います。

もう一つ別府と言えば、

さんふらわあですね。
今回は、さんふらわあむらさきでした。

さんふらわあむらさきの前で記念撮影
むらさきの乗組員に見送られながら別府出港

さんふらわあの大きさに圧倒されながらも、将来乗ってみたいと夢を膨らませている
学生がたくさんいて頼もしかったよ。

そうですね。
一年生の前途に幸あれと願わずにいられません。