シンガポール・マリタイムアカデミー（SMA）によるMEL Campの実施について

　令和７年３月21 日（金）～３月28 日（金）にかけて，シンガポール・マリタイムアカデミー（以下SMA）における研修及びMEL Campが実施され，本校の学生７名及び引率教員２名が参加しました。
SMAとは海事分野における教育研究の協力を促進する目的で，国際交流に関する協定を結んでいます。本プログラムでは，SMA学内施設見学のほか，学生交流を実施しました。また，SMA学生とともに，３泊４日のMEL (Maritime Experiential Learning) Camp に参加し，15万トン級クルーズ船にて巡りながら各種ワークショップを体験しました。詳細については以下のとおりです。
　MEL Camp 実習の前は，２か所の日系企業（MOL及びNSユナイテッド）のシンガポールオフィスを訪問しました。双方ともに現地駐在の方から非常に貴重なお話を聞かせていただきました。また，SMAの学生の案内で市内見学を行い，各自で定めた課題に対する「ミッションPossible」に取り組みました。SMA学内の施設見学時には，CEMS – Innovation Centreを訪問し，海事分野の先端技術を体験することができました。
　MEL Camp実習では，大型クルーズの乗船による「海上体験学習キャンプ」が実施されました。シンガポールを出航し，マレーシアのペナン等を巡りながら，船内での各種ワークショップを体験しました。この実習により，SMA学生と船内生活を共に過ごすことで異文化交流会や英語コミュニケーション能力の向上を図ることができました。実習の最終日には，各グループによるプレゼンテーションが行われ，実習の成果を共有しました。
　今回参加した本校の学生には，本校及び高専機構本部から補助金が支給されました。また，国際交流プログラム修了による単位修得が認定される予定です。

船内ワークショップ

　　　　　　　SMA学内の施設見学

MEL Camp時の集合写真