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7/23 S4救命訓練

梅雨が明けて、夏本番です。

日本列島が熱中症警戒アラートだらけだよ。

そのなかで、夏の訓練の時期がやってきましたね。

そう、恒例の救命講習だ。

大島商船ではこの時期に行っていますが、理由があるのでしょうか。

学校のプールは永らく使用していないし、何より高い気温が欲しいんだ。

夏は暑いと決まっていますよ。

そりゃぁ桟橋上は暑いよ。でも桟橋付近の水温がなかなか上がらないんだ。
Mさんならその理由がわかるだろう。

??。あ、そうか桟橋前では複雑な潮流が流れていて、離着桟が難しいのですよね。
ということは、常に強い潮流が流れていて海面が温まらないんだ。

そのとおり、だから気温がグングン上がることが望ましい。

先ずは信号火器の取扱いですね。

発光中の落下傘付き信号
信号紅炎使用訓練

火せんと落下傘付き信号器は、遭難時に発見されるためには最も有効な装置だ。

流石に実機は迫力あります。
学生は信号紅炎の使用訓練です。

使用した経験があると、いざという時に慌てないからね。

非常時に使用する無線救命設備の説明もしっかり聞けました。
その次は、いよいよメインイベントの飛込訓練ですね。

退船しなければならない時には、体を濡らさないことが肝要ではあるが、
そうも言っていられない場合もあるから、何時でも飛び込めるという心構えは必要だ。

大島丸からの飛込み訓練
救命いかだ投下後、展張中

3mも高さがあると、ちょっと怖いです。

皆が乗船する船だと乾舷がもっと高いから、いざという時の備えだね。

海上延命術講習
実際に海上で延命術体感訓練中

この訓練が役に立つことがないように、安全運航に努めていきます。