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5/23.24 S1大島丸実習

一年生が待ちに待った実習に行ってきたんですね。

みんな学校や寮生活に慣れてきたから、いよいよ船員の卵として練習船実習デビューだ。

前の週からめちゃくちゃ張り切っていましたもの。

そうだね。
今回は大分県別府国際観光港に入港したよ。

別府港でお猿の高崎山をバックに
別府に向け伊予灘を南下中に航路を確認

広い海域を走ると、船酔いが心配です。

今回は静穏な海象だったし、大島丸は静かな船だから船酔いで実習ができない学生はいなかったよ。

それだと、着岸後の上陸も楽しめたでしょうね。

有名な温泉に、とり天なんかのグルメを存分に堪能してきた様子だったな。

別府港と言えば、さんふらわあですよね。

今回は、大分の港店長にお願いして特別に「さんふらわあ くれない」の船内を見学させて貰った。

船首ランプゲートから船内に向かう
本邦初のLNG燃料フェリー・燃料補給中

大島丸よりずっと大きい船のブリッジや機関室は、彼らの良い刺激になったでしょう。

実際にLNG補給や船内清掃を見学できたから、興奮冷めやらぬ状態での出港となった。
そしてもちろん大島丸で初めて触る舵や機関制御も良く吸収してくれていた。

さんふらわあに帽振れ後・UW旗を掲揚
機関制御室でのエンジン系実習の様子

一年生でも、大島丸学生居室の工夫にも気がついてくれたかな?

学生ホールで夜食のカップラーメン喫食中
定番の居室内階段で車座になっての談話

とても綺麗に使ってくれていたから、感心したよ。
帰路では、ガス(霧)がかかって視界制限状態に陥ったから、汽笛を吹鳴しながら航行を続けた。
海上での様々な状況に遭遇できたから良い経験になっただろう。

視界制限状態、視界0.5マイル(約1km)
霧中でのデッキ系操舵実習の様子

まだまだ、船員教育は始まったばかり。
成長が楽しみです。

船を動かすには、何よりもチームワークが大切。
実技を身につけることはもちろんだが、しっかりクラスメイトと良好な関係を築いてもらいたい。

了解しました。