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第35回高専プロコン奈良大会で大島商船チームが課題部門において企業賞を受賞

令和6年10月19日(土)~20日(日)に、なら100年会館で開催された「第35回全国高等専門学校プログラミングコンテスト」(高専プロコン)で、本校情報工学科2年生チーム【横道玲旺さん、車優月さん、宮崎蘭さん、縄田嵐さん、倉本悠雅さん、重本昌也講師(指導教員)】が課題部門においてピクシブ企業賞を受賞しました。

高専プロコンの課題部門は、「ICTを活用した環境問題の解決」をテーマにした作品が募集され、本校からは2チームがエントリーしました。企業賞を受賞したチームは、『プラたべる』と題して、海岸に打ち上げられた5㎜以下のマイクロプラスチックごみを、幼児や小学生が楽しみながら効率的に回収できる装置と、回収されたプラスチックごみの量をディープラーニングで計測して、その量に応じたキャラクターが成長するアプリケーションを開発しました。

作品を開発した情報工学科2年の横道玲旺さんは、「私たちは海洋ごみが増加する問題に対して、岩国市のミクロ生物館の方にお話を伺いながら、問題を解決する方法を検討しました。このような賞をいただけたのは、アドバイスをしていただきましたミクロ生物館館長の末友靖隆先生をはじめ、夏休み期間中にビジネスモデルについて教えてくださいました株式会社ジブンノオトの大野圭司先生、Be & Growの大内清香先生、技術指導をしてくださったカラビナテクノロジー株式会社の高橋建二先生、指導教員として数多くのアドバイスをしてくださった重本昌也先生、顧問の北風裕教先生、そしてなによりチームのメンバーとコンピュータ部の友人に感謝を伝えたいです。そして、私達の開発したシステムに賛同して評価してくださったピクシブ株式会社の皆様にも心から感謝しています。今後は、さらにブラッシュアップをして、製品化に向けてチャレンジしていきたいと思っています。」と、感想を述べていました。

プレゼンテーション審査の様子

デモンストレーション審査の様子

受賞後の記念撮影

コンピュータ部のメンバーと記念撮影