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本校商船学科1年生に海上保安庁の海洋情報及び情報通信部門による出前授業が行われました

 本校商船学科1年生を対象に、第六管区海上保安本部の海洋情報部及び総務部情報通信課による出前授業が令和8年1月14日(水)に行われました。海上保安庁の海洋情報部門は、測量船や各種の海洋観測機器を用いて様々な海洋調査を行い、海上防災や海洋環境保全、船舶の安全航行のために、国民に多種多様な情報を提供しています。また、情報通信部門は、船舶航行の安全確保と海難事故に即時に対応するために、海上保安庁の各地の陸上施設、現場の巡視船・航空機を結ぶ情報システムの整備を行い、各種の情報の指示・集約・共有を行っています。今回の出前講義では、海技士による船舶の安全運航は、こうした様々な職種の方々のご支援により成り立っていること、また商船学科の卒業生で、こうした分野で活躍している者がいることを知ってもらうことを目的としています。

 講義では、まず情報通信部門から、船舶航行安全のための情報通信業務の役割、陸上・船舶・航空機での業務の実際、ドローンの活用や情報セキュリティーへの取り組み等への説明がありました。学生達は、昨年の4月に入学してから、航海士や機関士の仕事のイメージは、そこそこにつかめてきたところですが、これと深く関連している情報通信部門の仕事を実際に聞かせていただきき、この役割や重要性を実感できたことと思います。 

 続いて、海洋情報部門から、いかに広く深い海の調査を行っていくか、そして海図をどうやって作っていくか、また、その基本的な見方や読方について、多くの図や写真で説明がありました。学生達は、既に学内練習船実習を経験し、海図を多少は見たことがありますが、こうした説明で、安全航海のための海図を作るためには、多くの船や航空機の観測調査のデータが活用されていること、また、定められたルールにより見やすく分かりやすい表示がされていることを理解してくれたことと思います。次に海上保安庁がホームページで提供している「海しる(海洋状況表示システム)」にインターネット接続を行い、操作方法や得られる様々な情報について紹介いただき、「海しる」が、船舶航行安全だけでなく、マリンレジャーや普段の生活にも活用できる様々な情報も得られることを理解できたことと思います。

情報通信業務の紹介

海底の測深技術とその変遷についての説明

「海しる」に接続しての操作説明