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S2 11/20~21 大島丸実習(後期、尾道)

Captain、最近は陽が落ちるのも早くなってずいぶん朝晩が寒くなってきましたね。

まだまだ、インフルエンザやコロナが流行っているようだから
体調には気をつけておいて。

今回は2年生後期の尾道実習です。
元気よく乗ってきましたよ。(残念ながら体調不良のため1名欠席)

航海/機関コース選択前の最後の乗船実習なので、学生たちは楽しみながらも
自分がどちらのコースを選べばいいのか、まだ悩んでいる様子でした。

船舶職員になるなら、どちらを選んでも間違いははないよ。
ただ、明るい将来のことを考えるのだから、潰しがきくだろうからとかのマイナス
思考は避けて貰いたいね。

自分のことは自分で考えないといけませんね。

航海コースはブリッジでの操舵訓練
もう半分の班はチャートワーク
機関コースはECRでの保守管理訓練
もう半分の班は機関室内で温度計測

今回の実習では、大島丸で職員と部員の違いを目の当たりにして貰ったんだ。

職員は責任のある仕事ですもの。

給与体系が異なるのはもちろんのことだが、生活面でも大きな違いがあるんだ。

居住する部屋の広さが違うんですよね。

そのとおり、ルールで部員は4.5㎡以上職員は7.5㎡以上にするように決まっている。

大島丸部員部屋コンパクトに纏められていて使いやすい

照明の雰囲気がいいので、ムードある部屋になってますね。

本船での実習は2泊3日が基本だし、夏のイベント時でも1週間程度だから
部員から不満は出てないよ。

職員の部屋は広いですね。
C/O(一等航海士)と1/E(一等機関士)の部屋は面白い造りです。

1/E部屋は事務仕事がしやすいように設えてある
C/O部屋は船では珍しい和室タイプとして、くつろぎを演出している

船では通常揺れを考えて、船首尾方向(縦方向)にボンク(ベッド)を配置するのだが、本船は停泊して就寝することが多いから、ボンクを横向きにすることによって、
デイワークスペースを広げているんだ。

この違いを見てると、責任の差異も感じやすいですよね。
それに職員に成る想いも膨らみそうです。

広いぶん、管理事務の仕事が増えるのも当然だからね。

実習時に何時も言われる「メリハリ」がつきそうです。

オンとオフ、ちゃんとコントロールできる職員はミスをしないし
仕事も楽しめるから、良いこと尽くめだよ。

メリハリを大切に! オフ
オン

オンにして、後期中間テストに臨んできます。