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令和7年度 S4救命講習

今週は、補習航海に続いて救命講習ですね。

必須講習だからね。
しっかりやってくれたまえ。

STCW条約(船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約)の
基本訓練ですからね。気合の入りようが違いますよ。

卒業して船員になってからも、5年に一度受講しなければならないし、
自らの命を守るために知っておかねばならない内容だ。

先ずは、信号火器です。

「火せん」の説明何時もより真剣?に聞いています
落下傘付信号発射の瞬間
学生は信号紅炎の発火訓練を実施
実際に持つと熱さが伝わる

航空機に発見してもらうためには、キラッと飛行機が見えてから使用方法を
読んでも間に合わないから、どうやって発射するのかを理解しておくべきだね。

ほんとうですよね。
今回の実習で、だいたいの使い方は理解できました。

次は飛び込み訓練だ。

肝心なのは、水中への飛込みや水中から救命いかだへの乗込みが
躊躇なく行えるかどうかですよね。

大島丸桟橋周辺は流れが強いから、これから先プールで行う訓練とは一味違うんだ。

流されると大変ですもの。

集団密集体勢をとる訓練
その間にも潮に流されて遠ざかってしまう

実際に外洋で避難する時には、海上が荒れていることが多い。
平穏なプールとは違うからね。

それに桟橋では夏でも海水温が低いので、寒さが伝わりやすいです。

ハイポサーミア現象(低体温症)の危険性も理解し易いだろう。

大島での訓練が記憶に残りやすいので、生存技量は確実にあがります。

そのとおりだ。
Mさんも定年になって船を下りるまで無事に頑張って貰いたい。