• 受賞歴

DCON2023で本校学生が最優秀賞を受賞

第4回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2023において北風教授の指導する研究学生が、最優秀賞、ウエスタンデジタル賞、NECソリューションイノベータ賞を受賞しました。

表彰式の記念撮影

2023年4月28日(金)、29日(土)に第4回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2023(通称:DCON2023)が開催されました。ディープラーニングコンテストは、高等専門学校の学生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。

情報工学科の北風教授が指導する研究開発チーム(Smart Searcher開発LAB)【日高洸陽さん(電子・情報システム工学専攻2年)、岡村一矢さん(電子・情報システム工学2年)、河村一世さん(情報工学科5年)、初崎雛希さん(電子機械工学科5年)、成田健志郎さん(情報工学科4年)、上野大輔さん(卒業生)、深川舜平さん(卒業生)】が養殖の未来の自動給餌システム『Smart Searcher NEO』を発表し、みごと最優秀賞に輝きました。また、企業から与えられる『ウエスタンデジタル賞』、『NECソリューションイノベータ賞』もあわせて受賞しました。

技術審査の様子(1日目)

プレゼンテーション審査の様子(2日目)

このチームが開発した自動給餌システムは、鯛の養殖業に対してドローン技術にAI技術を融合させることで鯛の養殖サイズを一定にすることを可能するシステムとなっており、審査員からは日本の水産業はマーケットサイズが大きく日本の強みを生かせる点と、世界のマーケットにSmart Searcher NEOの技術が応用できる可能性がある点を高く評価されました。

大会後の記念撮影

開発リーダーの日高さんは、「私の提案に共感して付いて来てくれたメンバー、そしてメンターの岩佐琢磨様(株式会社Shiftall代表取締役CE)、指導教員の北風裕教先生、校長先生、そして水産業について様々な面を教えて頂きました漁協関係者の皆様、そして何より大会を企画してくださったDCONスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。」とお礼を述べていました。

写真提供:(株)エリートネットワーク 中村靖 様