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実習艇「すばる」により「周防大島スタディクルーズ」を実施しました

 令和6年7月25日(木)に、「周防大島スタディクルーズ」を実施しました。これは、周防大島の海辺の会(https://umibenokai.localinfo.jp/)主催、周防大島町によるもので、当校の実習艇「すばる」を使っての周防大島周辺の海洋環境を体験するクルージングでした。今回は周防大島町内外の児童6名と保護者3名が参加しました。航海の計画図を下記に示します。

航海計画図

 当日は天候に恵まれ、予定通りに8:30に出港しました。この日も酷暑でしたが、航海中は心地よい海風を浴びることができ、快適に過ごすことができました。そして、各所で、解説を聞きながら船上から海洋環境を体験し、巡検航海を実施しました。まずは、周防大島南西岸から上関海峡を通過し、長島にかけての自然環境を観察しました。そして、地家室周辺海域では、ニホンアワサンゴ海域の特色の説明を聞きました。また、航海中には何度か潮目に遭遇し、ここでの浮遊ごみ状況を観測し、航路上の確認3か所での水温観測、透明度調等を実施しました。そして、地家室海域からの帰路では、子供たちに順番に船の操船体験も実施しました。参加者は、海の上から自分たちが住む周防大島の周囲環境を知るという貴重な体験ができました。

      出港前の記念撮影               地家室周辺海域海の地形観察

      海水温度の観測                 透明度板による透明度観測

       水色標準計「フォーレル=ウーレ水色階級」による海水色観測

      3か所の海洋観測の記録              「すばる」の操船体験