目的

<島スクエアとは>
島スクエアとは、「瀬戸内海」や「みかん」等の農産物という周防大島町の地域資源を活用した新商品・新サービスを開発する起業家を育成することで「雇われない生き方」から雇用を創出し、周防大島町を元気にすることを目的として大島商船高専が開講する人材育成の拠点で
す。
島スクエアでは、起業家育成のための起業家養成基礎コースと、瀬戸内農産品開発を目指した商品開発起業コース、瀬戸内観光の事業展開を目指す体験型観光コース、周防大島町の情報発信や販売サイトの制作を目指すWeb・動画クリエイター養成コースの3つの応用コースを
開講しています。

<概要>
60 年間で人口が3 分の1、高齢化率は20 年連続日本一の島の再生のために、島の地域資源(農産品や瀬戸内観光)を活用し新商品や新サービスを開発販売する島のアントレプレナーと、動画で情報発信を行うネットTV ディレクターを養成し廃校等での起業を目指す。その事により、島内の雇用を創出し交流人口を拡大し観光客数100 万人の達成に寄与する事で地域再生を目指す。 <ビジョン> 日本の50年先を行く超少子高齢化「周防大島」に、5年間で10組以上の“アントレプレナー(起業家)”を育成し、事業終了の5年後にも持続可能な仕組みを、産学公連携で創出する事を目指しています。ひとりの新たなチャレンジが、次のひとりに連鎖し、周防大島のチャレンジ生態系が広がることで、日本一元気なフルサトとなり、島を離れ都会で働く出身者が、“周防大島”という名前を声に出し誇り、島に帰って来たくなる「風土」をつくることが、真の地域再生だと考えています。 そして、日本の少子高齢化地域の再生モデルとして輝き、その輝きが同様の課題を持つ地域へ伝播する事で、日本がもっとステキになればと思っています。「島スクエア」で、輝く未来の自分に出会ってみませんか。

<物語のはじまり>
平成18年1月、大島商船高専と島の未来を真剣に考える岡宅教授と、島おこしに燃える若者たちが「インターネットテレビ」というキーワードで出会った。大島商船高専の「科学技術」と、金魚島インターネットテレビの「使命感」を掛け合わせ、周防大島を元気にしたい!から物語ははじまった。 文部科学省の科学技術振興調整費事業『地域再生人材創出拠点の形成』プログラムへ応募し採択され事業を実施することで、学校と島の発展を目指そうと意気投合し応募したが、平成18年度では不採択となる。 不採択の理由を真摯に受け止め改善し、スケールアップしたプランを次年度に再提案した結果、採択となった。この採択は、プランの改善だけでなく、周防大島に携わる企業や個人など様々な分野の人々が、島の元気再生を目指し事業・活動しているという背景があってこそだろう。 村上水軍やハワイ移民の歴史を持つ、チャレンジDNAが刻まれた周防大島は今、日本一元気なフルサトを目指し走り出した。いつの日か、周防大島が奇跡の島と呼ばれる未来が訪れるように。

プロジェクト概要


周防大島を活用した起業や新事業による「地域再生」へ
<地域の現状と地域再生に向けた取組状況>
昭和51年に大島大橋の架橋で本州と周防大島は繋がり平成9年に無料となったが、商店街の空洞化と若年人口の流出を加速させる結果となった。この60年間で人口が3分の1、高齢化率は20年連続日本一の地域となっている。本現状を打開し周防大島町の地域再生を目指し、提案機関においては地域協力センターを設置し地元企業への技術支援を、自治体においては就農支援研修事業、頑張る地方応援プログラム「周防大島町地域づくり支援プロジェクト」の実施を、企業等では動画による情報発信、UIターン起業支援や全国PR 部隊を編成して、地域活性化に向けた行動を起こしている。

<地域再生人材創出構想>
周防大島の地域資源(農産品、瀬戸内海観光)を活用した島のアントレプレナーの養成と、動画による情報発信を行うネットTV ディレクターの養成を行う。基礎講座のアントレプレナー養成塾を経て応用では試作品の開発や島内外の消費者による評価テストを受けた後、卒業生は廃校教室等でのテナント出店を目指す。将来的には、NPO 法人等を独自で設立し自立経営可能なスタイルも目指す。5年間で50人を養成し、その中の10人程が新たな島のコア的なアントレプレナーとなり雇用を創出し、周防大島全体の地域再生を目指す。

<自治体との連携・地域再生の観点>
周防大島町の頑張る地方応援プログラム「周防大島町地域づくり支援プロジェクト」における交流イベントでの新商品の紹介、周防大島担い手支援センターが開催する就農支援研修事業との連携ならびに、漁業の観光化『ブルーツーリズム』との緊密な連携を図る。さらに町と連携し、平成22年度から新たな地域再生計画を申請し、瀬戸内農産品や瀬戸内観光の新ビジネスの立ち上げを図る。また、地元の飲食・宿泊総合企業、島おこし会社、ネットTV 局とも全面的に協力しながら、島のアントレプレナーを養成する。

<ミッションステートメント(目標)の概要>
アントレプレナーとして必要なビジネス知識と商品開発力を有し、単独での起業のみならず、既存の島内企業への就職や活動中の起業家と協業できる人材の創出を図る。3年度終了時では、基礎講座修了者で22名、応用講座で38名の修了者を目指す。終了時は、基礎で38名、応用で78名の修了者数を目指す。修了者の内、2割程度が起業できるようにアドバイザリーボードからの支援を得られるよう、ユニット運営機関とパートナー&メンター委員がバックアップするとともに、プロジェクト終了後のNPO 法人化によるアントレプレナー養成・支援事業の立ち上げを計画している。同事業では、既卒者による新アントレプレナー育成の循環を事業化させることで継続的な活性化が図られると考える。

<産学公連携の役割分担>
「産」周防大島の地域資源を活用しビジネスを行う企業・団体・個人の活躍
「学」大島商船高等専門学校の科学技術を活用した地域再生
「公」周防大島町の地域再生計画「サザンセト周防大島『元気のある島』再生プラン(番号22)」との連携

<山海空コラボレーションみかん島再生クルー>
文部科学省の平成20年度科学技術振興調整費事業「地域再生人材創出拠点の形成」に大島商船高等専門学校が採択された5年間の委託事業の正式名称。

<島スクエアのネーミング>
「山海空コラボレーションみかん島再生クルー」という正式名称を親しみやすくするために考えたプロジェクト名の愛称。島を元気にする人が集まる広場=スクエアをイメージしています。